2007年11月26日

配信第45回目〜ラビア・カーディルさん講演会レポート補足



今回は第43回目のポッドキャストの補足版です。
先日の生放送の中から、山口での「ラビア・カーディルさん講演会」の質疑応答に関する部分をピックアップしてお届けします。



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これを録音しているとき、こんなにきれいな朝が見えてきました。

お話しているように、11月25日朝のJ-WAVE「Early Morley Bird」で、モーリー・ロバートソンさんがこのブログを紹介してくださいました。
まさか、最近「i-morley」で公開されている時計の制作のきっかけが、このブログを見たからとは思わなんだ。(笑)

先日のエントリー以降、ラビア・カーディルさんの講演会のリポートをUPされているブログをいくつか見つけましたので、ご紹介させていただきます。

「帝の脳内日記」さん → こちら(松江講演のレポートです)

「にょきにょろ」さん → こちら(僕と同じ山口講演のレポートです)

「老兵の独り言」さん → こちら(大阪講演のレポートです)

先日紹介した「Saving East Turkistan 〜 東トルキスタンに平和と自由を」にも講演会のレポートがUPされています。
是非ご覧下さい。

peaceandliberyforeastturkstanlogo





今一度、この講演会での質疑応答の内容を再度ここに記しておきます。
Q=参加者からの質問
A=ラビア・カーディルさんからの回答

Q1.
 どうして中国政府はウイグルやチベットを弾圧する政策をとるのか?
A1.
 1つは資源、1つは土地、そしてもう1つ重要なことがある。
 それはモンゴル、チベット、ウイグルは元々独立国家であったものが同じ運命となっているが、ウイグルに対する弾圧はモンゴルやチベットよりもひどい。なぜなら、ウイグルは中国の支配下にあっても改宗させられることなく、民族のアイデンティティを失うことはなかった。そのため政府はウイグルにある資源を独占し活用される恐れがあるため、その資源を自分たちのものにしようと一層強い弾圧を加えている。
 また隣国であった西トルキスタンは兄弟国家でありながら現在はいくつかの独立国家となったが、東トルキスタンは中国に支配されている。元々中東に近いことからも中国にとっては戦略的な地域でもある。

Q2.
 日本におられるウイグル人と接するとき注意することや気をつけなければならないこと、また日本人として出来ることはあるか?
A2.
 (私たちは)日本政府に感謝しなければならない。日本には500人以上の留学生がいる。その留学生たちとは、私から会うつもりはない。もし私のほうに来るようなことがあれば会うが、今年の10月から「ラビア・カーディルの影響を洗脳するキャンペーン」なるものを行っており、もし公安に見つけられるとウイグルに帰った時日本へ再び戻ることが出来なくなったり、その家族や親戚までもがマークされる恐れがある。私自身の安全ではなく、留学生の安全のために会うつもりはない。
 日本人に期待しているのは、大使館や中央政府に手紙やハガキを送ることも重要だが、日本人として1人1人日本政府にウイグル問題を国策として取り上げるよう働きかけてもらえないかということである。もしそれが出来れば、日本政府も中国へ対して姿勢を強められる。
 アメリカの国議会が私の子供たちを釈放するよう議事案を上げているように、世界の民主国家が国策に入れて中国政府に圧力をかければウイグル問題も改善するのではないかと思う。

Q3.
 中国の内部にはウイグル問題に対して疑問を抱いたり、抗議をしたりする人々や組織はないのか?
A3.
 中国の国民は愛国主義者として、他の民族とは共存してはならないと教育される。
 ウイグルに行ったことのない中国人はその実態を知らない。
 ウイグルに行ったことのある中国人は街中に「民族独立反対」「分裂主義者反対」などのスローガンが掲げられており、(彼らがそれらを見るために)「ウイグル人=テロリスト」「ウイグルは危ない地域」というイメージを作ってしまい、何もしようとしない。
 最近、中国の教科書には「ウイグル人はこの土地の主人公ではなく、外来民族」だと書かれ、そのとおりに教えられているため、(ウイグル人と漢人の)若い人同士がケンカになると「この土地から出て行け!」と言われる。

Q4.
 ご自身の子供の命が危険にさらせれてしまうことについて、母親としてどういうお気持ちか?

A4.
 子供たちが刑務所から早く出れるような努力をしたい。またその希望も持っている。
 同時に、他の刑務所に拘束されている方々も、1日も早く刑務所から出れるよう希望をもっている。
 私は民族のために頑張っている。子供たちも自分の母親がウイグルのために頑張っていることを理解しているはず。
 母親として、子供たちのことを忘れているわけではない。しかし、子供たちが刑務所に入っているからと言って、キャンペーンをやめさせたくない。(もちろん、自分の活動もやめたくない)
 (中国の公安は)娘を通して私に生々しい声を伝えた。娘が泣きながら「今、弟が暴行を受けている」、「血だらけになった」、「死んでしまうかもしれない」と国際電話で私に叫んだ。幸い息子は亡くなることはなかったが、今だ懲役中である。
 私は毎日神様に祈っている。


posted by がんげん (A.G.I.) at 07:00| 福岡 曇り| Comment(4) | TrackBack(0) | Podfeed | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
管理人さん、我がブログにコメントいつもありがとうございます。
さっき拝聴したばかりですが、このポッドキャストにはウイグル、ラビア・カーディルさんについて非常に重要な質疑応答が含まれていると思います。
なんというか、すごいスクープみたいな。

山口講演中にあったラビアさんの娘さんとの携帯電話でのやり取りの話は私のブログでも書いたことがあります。
ご参考までに
http://kok2.no-blog.jp/tengri/2006/06/post_c241.html
Posted by kok at 2007年11月26日 21:58
kokさん
コメントありがとうございます。
そんなスクープ的なところがありましたか。

記事のほう読ませていただきました。
ただただ、中国政府に対する怒りを覚えるものでした。
Posted by がんげん (A.G.I.) at 2007年11月27日 20:29
こんにちは。kasaemonと申します。
blogのご紹介いただきまして、ありがとうございます。
そして、とっても詳しい質疑応答の内容を掲載してくださってありがとうございます。
トラックバックとリンクを張らさせていただきたく思います。

ポッドキャストがんばってください。
Posted by kasaemon at 2007年12月25日 06:25
kasaemonさん
コメントありがとうございます。

リンク、トラックバックは全然構いません。
と、言うより、僕も勝手にリンクさせていただいている状態ですから。(汗)

kasaemonさんのほうが僕より上手にまとめられてますね。
僕自身、文才も何も無い人間なので(汗)。

是非また、当ブログへ遊びに来られて下さい。
Posted by がんげん (A.G.I.) at 2007年12月25日 22:17
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