2007年11月18日
利権が絡むとき、どうして人権は蹂躙されるのか。

山口県山口市の山口カトリックセンターにて行われたアムネスティ・インターナショナル・ジャパン主催の「スピーキング・ツアー2007〜ラビア・カーディルさん講演会」に行ってきた。

情報が外に出ない世界で起きている人権弾圧、民族弾圧。
同じ人間同士なのに民族が違う、自分たちの利益のために他の民族を追いやる暴挙。
多くの命が奪われ、資源が奪われ、土地が奪われ、今や絶望の危機に瀕しているウイグル民族。

そのウイグルを守るために活動するラビア・カーディルさんの生の声は重かった。
その強い口調に戦慄さえ覚え、中国中央政府に対する怒りを感じた。
自分たちの子供が拘束されても、前向きな姿勢を貫く姿。
しかし、子供を心配する母親の姿、他の拘束された人々を思いやる心優しい女性の姿も共存している。

あくまでも平和的な姿勢で挑むラビア・カーディルさん。
ラビアさんはこの講演も「中国との戦い」のひとつの「戦法」なのだ。
ウイグル族の未来を勝ち取るために、今日も戦っているのだ。
たとえ目の前に「中国」という敵が見えなくても。

ウイグルに対する中国の弾圧。
それは想像を絶するもの。

そして、日本にはほとんど伝わって来ない事実。

来年、中国では北京オリンピックが行われる。
しかし、真の姿は内政干渉を許さず、自分たちの都合ばかり優先させる国家。
そして核保有国。

長い歴史を振り返れば、民族同士の争いは絶えないものである。
これも1つの歴史上の出来事なのかもしれない。

しかし、今の世の中は武力が全てではない。
武力につながれば大規模な戦争、そして核兵器の出番だってあり得る。
お互い通じ合えば、平和的にものごとを運ぶことが出来る。
「共存共栄」の世の中であることをまず中国は理解しなければならない。

そして世界は、中国に対して監視の目を緩めてはならない。
そして強い姿勢で、その民族弾圧を批判し、無くさなければならない。

たった2時間の講演。
しかしそんなことを考えさせられた、密度の濃い、非常に貴重で有意義な講演を聞くことが出来ました。

・・・ということで、この講演会のお話は後日、ポッドキャストで配信します。

写真はそのラビア・カーディルさんと。
(注)ご覧になっている方の気分を害されないよう、管理人の顔を修正しております。(苦笑)

wizRebiyaKadeer

そして、この講演会の帰りには、山口駅でかのSL「やまぐち号」を見ることが出来ました。
まさにいいことだらけ。

・・・え、SLはホントに、ぐ、偶然ですからねっ!(汗)



【11月21日 追記】
こちらの映像は、YouTubeにUPされていたラビア・カーディルさんのインタビュー。いつ頃、何のメディアがインタビューしたものかは不明。





東トルキスタンに平和と自由を」というサイトがある。
この問題に関心のある方は是非ご覧いただきたい。

bannar02.jpg

bannar03.jpg

tanukisan-09.png

上記の「東トルキスタンに平和と自由を」サイト内のイラスト集から。
他にもあります。

posted by がんげん (A.G.I.) at 22:35 | 福岡 ☀ | Comment(4) | TrackBack(1) | STRAIGHT RUN>チベット、ウイグル、内モンゴル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Posted by これも御覧ください。 at 2007年11月20日 03:31
ありがとうございます。

このニュースは「i-morley」のほうで知りました。
モーリー・ロバートソン氏と池田有希子さんも言われてましたが、本当にテロリストだったのでしょうか?公安を殺害したのは本当でしょうか?
これも不当逮捕ではないかと疑っています。
Posted by がんげん (A.G.I.) at 2007年11月21日 17:27
こんにちは。はじめまして。
私達のHPをご紹介くださりありがとうございます。
共存共栄、まさにこの言葉の通りだと思います。中国は多文化を尊重し、共存することを覚えなければなりません。
ラビアさんの講演は迫力ありましたね。
東京会場は人数が多すぎて、質疑応答らしいものはできませんでした。山口の講演会に行かれた方のブログなどを見ていると、ラビアさんと握手したとか、名刺もらったとか、直接に話すことができた人がいらっしゃるようですね。
少人数の講演会も良いなと思いました。
Posted by sabit at 2007年11月27日 23:24
sabit様。
コメントいただきありがとうございます。
確かに少人数の講演会であったからこそ、ラビアさんとの交流が出来たのだと思います。
おっしゃるとおりだと思います。
中国人が自分たちの利益ばかり優先させるのではなく、多文化を尊重し、共存することを覚えてくれれば、こんな弾圧はおきないはずなのです。
これからも監視の目は緩めてはなりませんね。
>ラビアさんと握手したとか、名刺もらったとか
僕もその1人です。(笑)
Posted by がんげん (A.G.I.) at 2007年11月28日 01:09
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ラビア・カーディル山口講演
Excerpt: ラビアさん、山口講演の模様はA.G.I2.0さんのところでレポートされている。(写真あり)時間を置いてポッドキャスト配信もされるようである。請うご期待ですね。 http://agigangen.see..
Weblog: 真silkroad?
Tracked: 2007-11-19 23:42
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