非常に興味をひいたニュース。
もっとも凡人の僕にはよく理解出来ないところが多いのですが。
コトの発端はこのニュースだったようです。
『図書館HPにアクセス3万3千回 業務妨害容疑で男逮捕』
[ 5月26日 朝日新聞のウェブ魚拓 ]
この逮捕された男性は起訴猶予処分となり、その後この事件に関してのホームページを立ち上げています。
『Librahack : 岡崎市立中央図書館HP大量アクセス事件まとめ』 - こちら
しかしここで朝日新聞の記者がインターネット上での反響が多いことに気付き専門家に調査依頼し、この男性が使用していたプログラムには問題なく図書館側の管理面の問題、捜査に関してIT知識不足ではないかと疑問を投げかけています。
この記事が冒頭の記事とつながるわけです。
この記事を書いた記者さんは多くのブログやTwitterを通じて情報収集も行っていたようです。
そのお礼がTwitterにてつぶやかれてました。
その記者さんが調査依頼した産業技術総合研究所の主任研究員さんもこの問題についてブログで詳しく説明されています。
『岡崎図書館事件について その1』
[7月10日 高木浩光@自宅の日記 - こちら ]
この結果から見ても、まず図書館側の管理がなっていないことが指摘出来ると思います。
図書館に勤務する人間にITに詳しい人がいるかいないかでこの問題は分かれてくるのではないでしょうか。
ただ他の一般企業もIT技術者に一任しているところは多いでしょうから、こう言った問題は他にも発生してくる可能性は高いですね。
そして何よりずさんなのは捜査した警察のIT知識不足でしょう。
愛知県警はどんな知識でもって捜査したのでしょうか?
引用した記事には「県警がプログラムの意図を逮捕前に把握していなかった」とあります。
新聞社だって専門家に依頼することぐらい容易いのに、なぜ何も把握せずに捜査に望んだのでしょうか。
そしてさらには、「愛知県警は一連の不具合を把握していなかったが、『図書館の業務に支障が出たことは事実で、捜査に問題はない』としている。」という、まるで開き直りのような発言。
名古屋地検岡崎支部は「コメントできない」と逃げています。
これで我々の血税を使っていると思うと少々怒りさえ覚えます。
こうなってくると「サイバー警察」なる部署もありますが、ITに関してどのくらいの知識を持った人物で構成されているのか疑問です。
それにしてもこの朝日新聞の記者さんはいい仕事をしましたね。
こんな記者さんがもっとたくさんいれば、新聞もいい方向に変わって行くと思います。
そして注目すべきは読者や知識人、疑問に思う人々とインタラクティブにやりとりし記事を書いていること。
これは一方的に情報を提供するだけだった新聞史上において、今までになかったことだと思います。
つくづく、時代は変わったなぁと実感しました。
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